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「新生レイヤー1」影の主役となるか??Omin(オムニ)とは

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Omni(オムニ)はイーサリアムエコシステムに携わるレイヤー1仮想通貨で、イーサリアムには他にも様々なレイヤー1とレイヤー2がシステムに関わっています。その中で注視するのがレイヤー2の相互運用性を利用したトランザクション処理の高効率化です。

イーサリアムエコシステムとは、イーサリアムを中心に構築された多様な”プロジェクトやアプリケーション”の集合体で、本記事ではそれらを単に”レイヤー1、レイヤー2″と表現しています。

しかし、これまでレイヤー2はそれぞれが独立し複雑さが増すばかりで、結果、レイヤー2としての本領を発揮出来ない場面に直面していました。これはイーサリアムにとってのスケーラビリティに直結する重要な問題です。

Omni(オムニ)はそんな問題を解決するべく開発されました。Omni Network: The Blockchain Built to Unite All Chains

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オムニとは

オムニはイーサリアムエコシステムにおいて、複雑化してしまったレイヤー2との相互運用性をまとめるレイヤー1初の仮想通貨です。

これまでイーサリアムはスケーラビリティの問題が指摘され、それによるガス代の高騰も問題となっていました。オムニはその様な問題を解決するべく誕生しました。

イーサリアム レイヤー2とは

レイヤー2とは独自のブロックチェーンで開発されたレイヤー1に、相乗りするような形で存在しています。その役割はレイヤー1のブロックチェーンを利用した暗号通貨の開発や、イーサリアムに関してはもっぱら膨大なトランザクション処理のタスクを助ける役割としています。

イーサリアムロールアップとは

イーサリアムのスケーラビリティ問題は、今後のアップグレードにより解決するとされていますが、当面の現状を打破するべくレイヤー2を導入し大量の取引処理を行うロールアップという解決策が導入されました。

イーサリアムロールアップとは、2022年のThe Merge(マージ)の一環として導入された、レイヤー2に処理のタスクを手伝ってもらう手法です。

膨大な取引データをレイヤー2に処理してもらい、処理し終えたデータをイーサリアムブロックチェーンに追加します。ロールアップの狙いはスケーラビリティの改善と、ガス代の高騰を抑える事でした。

The Merge(マージ)に関する記事はこちら

ロールアップ断片化の問題

レイヤー2が発達するにつれてイーサリアムは新たな問題に直面しました。それがイーサリアムユーザーと、レイヤー2自身との距離が離れ、複雑さが生じるロールアップの断片化の問題です。

ロールアップ断片化はレイヤー2が独立性を増す事により、イーサリアムとレイヤー2の処理した取引が遅延したり上手く届かなかったりする問題を引き起こします。

ロールアップの統合

オムニはイーサリアムのブロックチェーンプロトコルに巧みに入り込む事で、レイヤー2とを一つにまとめ、断片化の問題を解決しました。

オムニエコシステムのセキュリティ

オムニはイーサリアムエコシステム内でのステーキングや、リステーキングを利用する事で、オムニ自身を保護し、さらにレイヤー2を含めたイーサリアムエコシステムのセキュリティを強化する事で大規模なセキュリティモデルを実現しました。

統合する事で、エコシステム全体の、スケーラビリティ面とセキュリティ面を一緒にアップさせることが可能です。

リステーキングとはステーキングで得た仮想通貨を再度ステーキングする運用方法です。リステーキングされた通貨はステーキングと併せることで広い範囲でのセキュリティ確保が出来ます。

オムニが現在統合しているイーサリアムエコシステムは、ロールアップ関連通貨のアービトラムとオプティミズム。

将来的には上記のロールアップ関連通貨だけではなく、スシスワップやマントル等のDefi関連、他にもインフラやDApps関連まで幅広く追加する予定。

仮想通貨上位100以内の人気通貨がいくつも含まれており、全て合わせるとその数十種類以上。これらが共同で力強くなると頼もしいです。

オムニを買うべきか?そのタイミングは?

チャート:Omni Network(OMNI)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

オムニは2024年4月に新規上場しバイナンスでも取り扱われています。

また開発に多額の支援金を受けており、その額は27億6000万円以上。オムニはPantera CapitalTwo Sigma VenturesJump Cryptoという投資関連企業からの支援金を受けています。

2024年12月現在、チャートではまだまだ底をうろついており、仮想通貨ランキングは436位。もしこの通貨に期待したいのであれば今が買い時かもしれません。

仮想通貨は近年

仮想通貨は近年、独自性に特化したものが続々と現れ、それが引き起こす問題に答えるように相互運用性を重視する仮想通貨が開発されています。コスモスやポルカドットエコシステムがその代表例ですが、オムニはこれらとは趣が異なります。

イーサリアムを後押しするアップグレードは企業やユーザーから期待されていますが、以前行われない状況。将来低迷が起きる可能性もあります。

それでもイーサリアムエコシステムに一投を投じる気概を感じれば、自ら出資者となりシステムに貢献しても良いかもしれません。

まとめ

オムニはイーサリアムエコシステムにおいて、レイヤー2との相互運用性をまとめるレイヤー1初のブロックチェーン。

オムニはイーサリアムエコシステムで重要な問題となっていたレイヤー2の断片化を阻止し、統合する事ができる。

断片化を阻止し統合する事でエコシステム全体のスケーラビリティのみならず大規模なセキュリティを確保出来る。

オムニはコスモスやポルカドットエコシステム等の相互運用性とは趣が異なる。もしかするとこういったメインシステムを陰から支える通貨が脚光をあびる時代がやって来るかもしれません。

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イチ
イチ
ブロガー/ライター (医療従事者)
仮想通貨投資実践中。
2024年からブログ活動。
医療機関に勤めながらこつこつとサイトを作成してます。
仮想通貨に関する有益な情報を発信しています。
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