💵【FOMC利下げ後】ビットコインは次の高値へ──年内15万ドル突破シナリオを考える

こんにちは、イチです。
いま世界が注目しているFOMC(米連邦公開市場委員会)。
今回の会合では0.25%の利下げがほぼ確実視されています。
市場予想ではその確率はなんと約98%。
となると、気になるのは「利下げ後にビットコインはどこまで上がるのか?」
今日はその“シナリオA(強気パターン)”について、整理しておきます。
🏛 FRBの利下げは、リスク資産の“点火スイッチ”
金利が下がる=お金が動きやすくなる。
→それは単純に言えば、ドルの魅力が落ち、リスク資産に資金が戻るということ。
ドルが弱くなると、株・金・ビットコインといった“逃避資産”が買われやすくなります。
特にBTCは2024年以降、「ドル安→上昇」という動きがはっきり出ており、
今回もその再現パターンに入る可能性が高い。
つまり今回の利下げは、リスクオン再開のトリガーになり得るというわけです。
💰 資金フローの流れ(利下げが起こるとどう動くか)
利下げ → 金利低下 → 債券から資金流出 → 株式・仮想通貨へ資金流入 → ドル安加速 → BTC上昇トレンド🔥再点火
つまり、
“お金の行き先”が安全資産からリスク資産へとシフトし、
その循環の最終受け皿としてビットコインが選ばれる構図です。
📈 現在の価格帯と、意識すべき“上のゾーン”
2025年10月時点でのBTCは約114,000ドル。
テクニカル的に見ると、
- 抵抗帯:115,800〜117,000ドル
- 突破ライン:120,000ドル
- その上:128,000〜140,000ドルゾーン

BTC 週足
EMA200(週足)を明確に守っている点もポジティブ。
特に12万ドルを抜けた瞬間、**「利下げラリー本格化」**と見て機関資金が入りやすい。
このラインを境に、上昇波がもう一段強まる可能性があります。
【補足】なぜドル安になるとビットコインが上がるのか?
ここ、意外と誤解されやすいポイントなので簡潔に整理しておきます👇
🧩 1. 相対価値の原理
BTCはドル建てで取引されるため、
ドルの価値が下がる=同じBTCでも“ドルで見た価格”が上がるという関係にあります。
たとえば、ドルが弱まれば
→ 同じ1BTCを買うのに必要なドルの枚数が増える
→ 結果的に「BTC価格が上がった」ように見える
つまり、ドル安はBTCの“相対的な値上がり”を意味します。
💰 2. 資金の流れ
“”利下げでドル金利が下がると、債券や預金の利回りが落ちます。””
投資家はより高いリターンを求めてリスク資産へ資金を移し、
その一部が株や仮想通貨に流れ込みます。
ドル安 → 債券・預金から資金流出 → リスク資産へ流入 → BTC買い増加
という一連の動きが生まれるわけです。
🌍 3. ドルの“代替資産”としての立ち位置
ドル安=「ドル以外の価値基準」が求められるタイミング。
その際、金・ユーロ・円と並んで、
“デジタル逃避資産”としてのビットコインが注目されます。
国や中央銀行の影響を受けず、
グローバルに保有できるBTCは、
まさに“ドルの裏側ポジション”として買われやすいんです。
4. 実際の相関
過去データでも、ドル指数(DXY)が下がる局面では
BTCが上がる傾向が明確。
つまり、
ドルが売られる=BTCが買われる
という資金循環が同時に起こっています。
ファンダが後押しする“強気セットアップ”
今回の利下げ局面を支える材料は、思っている以上に多い。
| 要因 | ポイント |
|---|---|
| FRBの利下げ | 実質的なドル安誘導。BTCの追い風。 |
| ETF資金の流入 | 依然として続く。機関のロングポジションは積み上げ傾向。 |
| 米国選挙前の政策緩和 | 政策不透明感が強まる中で、BTCがリスクヘッジとして買われやすい。 |
| DXY(ドル指数)の下落 | 102を割れたら上昇加速のサイン。 |
“マクロ+資金フロー+心理”の3拍子が揃えば、
BTCは再び「ドルの裏側」に立つ存在として買われる流れになります。
ただし、利下げ直後は“ノイズ”に注意
毎回そうですが、FOMC発表直後はアルゴが乱れます。
「利下げ=買い」ではなく、“発言トーン”に反応するのが最近の特徴。
👉アルゴとはCEXや一部の個人投資家による、アルゴリズム的な自動売買システムの事をいいます。クジラには及ばないですがチャートを大きく動かす力をもつ勢力たちです。
なので、
- 初動はフェイクで振られる
- その後のNY終値(確定足)で方向が出る
この2段構えで見るのが安全。
トレードの観点から
もし初動を逃したなら、押し目(EMA50タッチなど)で分割ロングを狙うと思います。
焦って飛び乗らないこと。
今後の想定レンジ
| 期間 | 想定レンジ | イメージ |
|---|---|---|
| 短期(1〜2週間) | 118,000〜122,000ドル | 利下げ直後のラリー |
| 中期(1〜3ヶ月) | 125,000〜135,000ドル | DXYの下落トレンド+ETF流入 |
| 長期(2025年後半) | 140,000ドル前後 | マクロ緩和+半減期相場の重複効果 |
まとめ
- FOMC利下げ=ドル安モード突入
- 資金は再びリスク資産へ
- 12万ドル突破が“本格ラリー”の合図
- 14万ドルまでは十分視野
金利が下がり、ドルが息切れした瞬間。
そこが次のBTC上昇波の“始まり”になる。
次の記事では、この流れの中で**どの時間軸で仕掛けるか(戦略的エントリー解説)**を出そうと思っています。
FOMC明け、動き出すのはきっと早い。
参考文献
CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン) | 暗号資産(仮想通貨)とWeb3のビジネスニュースメディア
ちょっとマニアックですが、こちらの記事もお勧めです→「徹底解説」超大型暗号通貨ビットコインの特徴 – あんしん仮想通貨







